VTIとNASDAQ100、どちらを積み立てるべき?

米国株式市場全体に投資する「VTI」と、大型テクノロジー企業100社に投資する「NASDAQ100」。同じ米国株でも、対象範囲とリスクの大きさが異なります。過去の実績データで両者の違いを整理します。

結論

米国市場全体に分散したい → VTI
テック企業の成長に賭けたい → NASDAQ100

積立シミュレーション比較

20201月〜 / 毎月3万円積立

VTI

評価額

282万円

利益

+84万円

リターン

+42.6%

元本

198万円

NASDAQ100

評価額

308万円

利益

+110万円

リターン

+56%

元本

198万円

NASDAQ100 が上回った利益差

+26万円

資産推移グラフ

投資元本
VTIの資産
NASDAQ100の資産

VTI vs NASDAQ100 スペック比較表

項目VTINASDAQ100
投資対象米国株式市場全体(大型〜小型株)米国の大型テック企業100社
銘柄数約3,700銘柄約100銘柄
分散性◎ 米国市場全体に分散△ テック業種に集中
リスク中(★★★)高(★★★★)
過去の年平均リターン約+13%(2015〜2025年平均)約+20%(2015〜2025年平均)
最大下落率(年間)約-19%(2022年)約-33%(2022年)
信託報酬年0.03%年0.495%
NISA対応○ つみたて・成長両対応○ つみたて・成長両対応

自分の条件でシミュレーション

積立開始年・月額を変えて、あなたの「たられば」を計算できます。

VTINASDAQ100のよくある質問

Q. VTIとNASDAQ100はどっちがおすすめですか?

A. 投資目的とリスク許容度によります。「米国市場全体に幅広く分散したい」ならVTI、「テック企業の成長力に賭けて高いリターンを狙いたい」ならNASDAQ100が候補になります。過去の実績ではNASDAQ100のほうがリターン・下落幅ともに大きい傾向があります。

Q. 初心者にはどちらが向いていますか?

A. 初心者にはVTIが向いています。大型株から小型株まで米国市場全体に分散されるため、特定の業種に偏るリスクが抑えられます。NASDAQ100はテック業種に集中するため、値動きの大きさを理解した上で選ぶことが大切です。

Q. 暴落時に強いのはどちらですか?

A. VTIのほうが下落耐性は高い傾向があります。2022年の年間下落率はVTIが約-19%だったのに対し、NASDAQ100は約-33%とより大きく下落しました。テック業種に集中している分、金利上昇局面などでの下落幅が大きくなりやすい性質があります。

Q. VTIとNASDAQ100を両方持つのはありですか?

A. VTIをコア(土台)とし、NASDAQ100をサテライト(一部)として組み合わせる考え方が紹介されています。ただしVTIの中にも大型テック企業が多く含まれているため、テック比率が重複する点には注意が必要です。

Q. VTIとオルカンは何が違いますか?

A. VTIは米国株式市場のみに投資するのに対し、オルカンは全世界の株式に投資します。米国に集中したいか、世界全体に分散したいかで選び方が変わります。

Q. NASDAQ100とFANG+は何が違いますか?

A. NASDAQ100は約100銘柄のテック企業に分散するのに対し、FANG+はその中でもさらに大型テック企業10社に絞り込んで投資します。FANG+のほうが銘柄数が少ない分、値動きの振れ幅も大きくなる傾向があります。詳しくはNASDAQ100 vs FANG+の比較記事をご覧ください。

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