VTIとNASDAQ100、どちらを積み立てるべき?

米国株式市場全体に投資する「VTI」と、大型テクノロジー企業100社に投資する「NASDAQ100」。同じ米国株でも、対象範囲とリスクの大きさが異なります。過去の実績データで両者の違いを整理します。

VTIA:公式月次データNASDAQ100A:公式月次データ

結論

米国市場全体に分散したい → VTI
テック企業の成長に賭けたい → NASDAQ100

積立シミュレーション比較

2020年1月〜 / 毎月3万円積立

VTI

評価額

346万円

利益

+148万円

リターン

+74.9%

元本

198万円

NASDAQ100

評価額

381万円

利益

+183万円

リターン

+92.6%

元本

198万円

NASDAQ100 が上回った利益差

+34万円

資産推移グラフ

投資元本
VTIの資産
NASDAQ100の資産

VTI vs NASDAQ100 スペック比較表

項目VTINASDAQ100
投資対象米国株式市場全体(大型〜小型株)米国の大型テック企業100社
銘柄数約3,500銘柄約100銘柄
分散性◎ 米国市場全体に分散△ テック業種に集中
リスク中(★★★)高(★★★★)
共通期間の年率リターン(CAGR)+17.14%+21.99%

2018年9月〜2025年6月(82か月)。円ベースの検証済み月次リターンを複利連結し、年率換算しています。分配金再投資・ファンド費用を反映。積立結果の利益率や年次リターンの算術平均ではなく、売買費用・税金は含みません。

2022年の暦年リターン約−7.6%約−23.2%

円ベース・分配金再投資込みの暦年リターンです。年中の高値から安値までの最大下落率ではありません。

信託報酬年0.03%年0.495%
NISA対応○ 成長投資枠(ETF)○ つみたて・成長両対応

自分の条件でシミュレーション

積立開始年・月額を変えて、あなたの「たられば」を計算できます。

VTIとNASDAQ100のよくある質問

Q. VTIとNASDAQ100はどっちがおすすめですか?

A. 投資目的とリスク許容度によります。「米国市場全体に幅広く分散したい」ならVTI、「テック企業の成長力に賭けて高いリターンを狙いたい」ならNASDAQ100が候補になります。過去の実績ではNASDAQ100のほうがリターン・下落幅ともに大きい傾向があります。

Q. 初心者にはどちらが向いていますか?

A. 初心者にはVTIが向いています。大型株から小型株まで米国市場全体に分散されるため、特定の業種に偏るリスクが抑えられます。NASDAQ100はテック業種に集中するため、値動きの大きさを理解した上で選ぶことが大切です。

Q. 暴落時に強いのはどちらですか?

A. 2022年の円ベース・分配金再投資込みの暦年リターンは、VTIが約−7.6%、NASDAQ100が約−23.2%でした。これは年中の高値から安値までの最大下落率ではありません。NASDAQ100はテック業種への集中度が高いため、値動きが大きくなる場合があります。

Q. VTIとNASDAQ100を両方持つのはありですか?

A. VTIをコア(土台)とし、NASDAQ100をサテライト(一部)として組み合わせる考え方が紹介されています。ただしVTIの中にも大型テック企業が多く含まれているため、テック比率が重複する点には注意が必要です。

Q. VTIとオルカンは何が違いますか?

A. VTIは米国株式市場のみに投資するのに対し、オルカンは全世界の株式に投資します。米国に集中したいか、世界全体に分散したいかで選び方が変わります。

Q. NASDAQ100とFANG+は何が違いますか?

A. NASDAQ100は約100銘柄のテック企業に分散するのに対し、FANG+はその中でもさらに大型テック企業10社に絞り込んで投資します。FANG+のほうが銘柄数が少ない分、値動きの振れ幅も大きくなる傾向があります。詳しくはNASDAQ100 vs FANG+の比較記事をご覧ください。

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