積立投資は何年続ければいい?期間・元本割れリスク・公式実績を確認

「積立投資は何年続ければ十分なのか」という疑問は、多くの投資家が持ちます。長期・積立・分散は資産形成の基本的な考え方ですが、一定年数で元本割れがなくなるわけではありません。資金を使う時期と、商品設定後に確認できる実績を分けて考えます。

この記事のポイント

5年では暴落タイミングによって損失リスクがある——短期の資金には不向き

資金を使う直前に株価が下落すると、積立を続けていても元本割れになる可能性があります。オルカンの当サイトの公式月次実績は2018年11月からで、2018年1月開始の計算はできません。短期で使う資金は、価格変動と換金までの期間を確認する必要があります。

長期の指数データと商品設定後の実績は分けて確認

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の公式月次実績は2018年11月からです。設定前の指数や別商品のデータをつないで、オルカンの10年実績とは表示しません。本ページでは、2020年1月〜2025年6月の月3万円積立を、公式実績が存在する期間内の例として確認できます。

30年の一定利回り試算は、商品実績とは別のもの

月3万円×30年の元本は1,080万円です。年率7%など一定利回りを仮定する試算は、将来の運用成果やオルカンの30年実績を示すものではありません。追加積立を停止しても保有資産の運用は続きますが、価格変動によって評価額は増減します。

編

積立タイムマシン編集部

最終更新: 2025年6月

本記事は金融庁・JPX・MSCI・S&P Dow Jonesなどの公開情報と、積立タイムマシン独自のシミュレーションデータをもとに作成しています。

積立期間別のリスクと期待リターン——5年・10年・20年の違い

金融庁は資産形成の基本として長期・積立・分散投資を説明していますが、株式や投資信託には元本割れのおそれがあります。過去の指数等による長期の試算を、設定歴の短い投資信託の20年実績として扱うことはできません。当サイトでは商品ごとの公式実績が存在する期間内で開始年別の積立成績を確認することができます。

2020年1月からオルカンを積み立てた場合の公式実績例

2020年1月〜2025年6月、月3万円を月初に積み立てた例では、66か月の元本は1,980,000円、評価額は3,300,325円、利益は1,320,325円です。下のシミュレーション表と同じ条件で、公式の円建て分配金再投資基準価額から検証した月次実績を使用しています。売買費用・税金は含まず、この期間の結果が将来も続くことを保証しません。

「いつ積立を止めて売却するか」——出口戦略の基本

積立投資の出口戦略は「一気に全売却」よりも「段階的に取り崩す」方が一般的にリスクが低いです。①資金が必要になる3〜5年前から徐々に現金化(グライドパス)②毎年一定額を取り崩しながら残りは運用継続(取り崩し型)の2パターンが主流です。老後資金として使う場合は、60〜65歳で一気に売却するのではなく、70〜80代まで部分的に運用継続することで複利効果を活かし続けられます。

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よくある質問

Q. 積立投資で元本割れしないためには何年必要ですか?

A. 元本割れを防げる固定の年数はありません。オルカンの当サイトの公式月次実績は2018年11月からで、この商品について10〜15年以上の積立結果は検証できません。過去の指数データと商品実績は区別し、資金を使う時期と価格変動リスクを確認します。

Q. 積立投資を途中でやめるとどうなりますか?

A. 積立を停止しても保有ファンドは売却されず、値動きや運用は続きます。追加の元本投入は止まりますが、保有資産の収益を再投資する複利効果そのものが止まるわけではありません。積立の停止と、保有資産の売却は別の判断です。

Q. 何歳から始めると何年間積み立てられますか?

A. 60歳まで積み立てる場合、20歳開始なら40年、30歳開始なら30年、40歳開始なら20年です。同じ月額を継続して拠出する条件では、積立期間が長いほど拠出元本は多くなります。ただし、最終的な評価額は運用期間中の値動きや費用等にも左右され、早く始めれば必ず利益が増えるわけではありません。これは年齢と積立期間の説明であり、特定商品の実績や一定利回りを仮定した資産額の試算ではありません。

Q. 60代になっても積立を続けるべきですか?

A. 老後の生活費に充てる資金(5〜10年以内に使う予定)は積立停止・部分売却を検討する人が多いです。一方、10年以上先まで使う予定がない資産は引き続き運用するケースもあります。「全額を一度に売る」より「少しずつ使いながら残りは運用継続」の方がリスクを抑えられる傾向があります。

Q. 積立投資は20年以上続けないと意味がないですか?

A. そんなことはありません。5年・10年でも複利効果は出ます。「意味があるか」は目標(老後資金か、教育費か、住宅購入か)によって変わります。ただし5年以下の短期目標には現金・定期預金の方が安全です。

こんな人におすすめ

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「積立を何年続ければいいか」の基準を知りたい方

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これから長期積立を始める方(10〜30年後の目標がある方)

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途中でやめてしまわないか不安な方

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老後資金の「取り崩し方」まで含めて計画したい方

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積立期間と最終資産の関係を数値で確認したい方

よくある失敗パターン

⚠ 「5年で元が取れる」と短期目標で設定する

5年は積立投資のリスク低減効果が十分でない期間です。大きな暴落が4〜5年目に来た場合、元本割れになる可能性があります。5年以内の資金用途には現金・定期預金の方が適しています。積立投資は「10年以上の余裕資金」で行うことが基本です。

⚠ 定年直前に全額を一括売却してしまう

定年(60〜65歳)を迎えたタイミングで全額を一括売却すると、その時点での市場環境(暴落中かもしれない)に大きく影響されます。3〜5年かけて段階的に現金化する「グライドパス」アプローチで、売却タイミングリスクを分散させることが推奨されます。

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