2024年から始まった新NISAで「何を買えばいいか分からない」という声をよく聞きます。つみたて投資枠(年120万円)で購入できる代表的な3銘柄の特徴・実績・向いている人を比較してみましょう。制度は将来変更される可能性があります。最新情報は金融庁・お取引の証券会社等の公式情報をご確認ください。
新NISAは「非課税で長期積立」が最大の強み
通常、投資の利益には約20%の税金がかかります。新NISAの非課税保有限度額は生涯1,800万円です。運用成果は相場によって変動しますが、課税口座との税負担の違いが生じます。
初心者はオルカン・S&P500のどちらかから始めるのが鉄則
全世界分散ならオルカン、米国集中でリターン重視ならS&P500が定番です。NASDAQ100は過去の年平均リターンが高い反面リスクも大きいため、ある程度慣れてから検討するのが安心です。まず1本に絞って始めることが長続きのコツです。
月1万円〜でもOK。大切なのは「早く始めること」
積立投資は時間が最大の味方です。同じ月3万円でも20年積み立てた場合と10年では最終資産が大きく変わります。金額より「いつ始めるか」が結果に影響する要素とされています。新NISAはいつでも始められ、金額の変更も自由です。
積立タイムマシン編集部
最終更新: 2026年8月
本記事は金融庁・JPX・MSCI・S&P Dow Jonesなどの公開情報と、積立タイムマシン独自のシミュレーションデータをもとに作成しています。
制度情報の確認状況
つみたて投資枠の商品数は追加・変更されるため、金融庁の対象商品届出一覧で確認できます。商品を比較する際は、信託報酬、投資対象の分散性、純資産総額、運用実績などを確認する必要があります。eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)とeMAXIS Slim米国株式(S&P500)はいずれも対象商品です。
金融庁はつみたて投資枠の対象ファンドに「信託期間が無期限または20年以上」「頻繁な分配を行わない」「信託報酬が外国株式0.75%以下」などの基準を設けています(出典:金融庁「つみたてNISAの対象商品」)。オルカン(0.05775%)とS&P500(0.09372%)はいずれもこの基準を大幅にクリアしており、長期積立に最適です。
積立タイムマシンのシミュレーションで2020年1月から月3万円を積み立てた場合のリターンを比較すると、利益額はNASDAQ100 > S&P500 > オルカンの順です。しかし2022年の下落率もNASDAQ100が最大(約-33%)で、リスクの高い順も同じです。初心者は「リスクが低く長期で続けやすい」オルカンまたはS&P500から始めるケースが多く見られます。3銘柄の直接比較はこちら。
月3万円積立・積立タイムマシン実績データ
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自分の積立開始年・金額で試せます
SBI証券は三井住友カードゴールドNL(年会費5,500円)で積立額の1%、プラチナプリファード(年会費33,000円)で最大5%のVポイント還元が特徴です。楽天証券は楽天カードで0.5〜1%の楽天ポイントが貯まり、楽天市場・楽天銀行を使っている方に最適です。どちらも口座維持費・売買手数料は無料で、オルカン・S&P500・NASDAQ100を全て取り扱っています。楽天経済圏なら楽天証券、それ以外ならSBI証券が有利です。
米国経済の成長をそのまま受け取る。長期投資の王道
2020年から月3万円積立の場合
米国ハイテク成長企業を中心に。高リターン・高リスクの攻めの一本
2020年から月3万円積立の場合
Q. 新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違いは?
A. つみたて投資枠(年120万円)は長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託、成長投資枠(年240万円)は一定の除外要件を除く上場株式・投資信託等が対象です。
Q. 新NISAはどの証券会社で始めればいいですか?
A. SBI証券・楽天証券が最も人気です。どちらもオルカン・S&P500・NASDAQ100を取り扱い、クレジットカード積立でポイントも貯まります。スマホアプリも使いやすく初心者に適しています。
Q. 新NISAで損が出た場合はどうなりますか?
A. NISA口座では損失が出ても他の口座と損益通算ができません。これはNISAのデメリットですが、長期積立(10年以上)では歴史的に損失になる確率が大きく下がるため、長期視点で運用することが重要です。
Q. 新NISAの1,800万円の非課税枠はどう使えばいいですか?
A. つみたて投資枠の年間上限は120万円、成長投資枠は240万円です。利用額は家計・投資目的・リスク許容度に応じて判断する必要があります。
Q. オルカン・S&P500・NASDAQ100、結局どれがいいですか?
A. 過去リターンはNASDAQ100>S&P500>オルカンの順ですが、リスク(変動幅)も同じ順で大きくなります。初心者は「全世界分散で安心感が欲しいならオルカン」「多少リスクを取って米国成長に賭けたいならS&P500」が定番の選択肢です。
新NISAを始めたばかりで最初の1本を選びたい方
「何を買えばいいか分からない」と銘柄選びで迷っている方
毎月1〜5万円の少額から老後資金・教育費の積立を始めたい方
銘柄管理を最小限にして、シンプルな運用をしたい方
年間120万円のつみたて投資枠を確認したい方
⚠ 銘柄を毎年変えてしまう
「もっとリターンが高いファンドがある」と毎年乗り換えると、売却時に利益の約20%が課税されるうえ、乗り換えタイミングリスクも重なります。1本決めたら最低5年は変えないことが長期成果の鍵です。
⚠ 生活費ギリギリの金額を積み立てる
「できる限り多く積み立てたい」と家計の余裕を超えた金額を設定すると、急な出費で積立を中断するリスクがあります。生活費3ヶ月分の緊急資金を別口座で確保した上で、余裕ある金額から始めることが継続の条件です。
積立開始年・月額を自由に変えて、あなただけの「たられば」を計算できます。
積立タイムマシンで試す本サービスのシミュレーションは過去データをもとにした参考情報です。将来の運用成果を保証するものではありません。投資判断はご自身でお願いします。データについて