オルカンは全世界株式への分散、NASDAQ100は米国の非金融大型株への集中が特徴です。分散を優先するならオルカン、値動きの大きさを許容して米国大型グロース株を重視するならNASDAQ100が比較対象になります。2020年から月3万円を積み立てた実績と下落時の差を数字で確認します。
結論
2020年1月〜 / 毎月3万円積立
評価額
330万円
利益
+132万円
リターン
+66.7%
元本
198万円
評価額
381万円
利益
+183万円
リターン
+92.6%
元本
198万円
NASDAQ100 が上回った利益差
+51万円
円ベース・分配金再投資込みの暦年リターンです。年中の高値から安値までの最大下落率ではありません。
2本を組み合わせても投資先が完全に分かれるわけではありません。 重複する銘柄への集中度と値動きがどう変わるかを確認して割合を考えます。
全世界株式を半分持ちながら、残り半分をNASDAQ100へ配分する形です。オルカンにも米国大型グロース株が含まれるため、銘柄の重複が生じ、見た目の50:50以上に米国・大型グロース株の影響を受けやすくなります。
2020年から月3万円を同じ割合で積み立てた過去実績
全世界株式を中心にしつつ、NASDAQ100を30%加える形です。50:50より世界分散を残しやすい一方、オルカン100%と比べれば米国・大型グロース株への集中度と値動きは大きくなります。
2020年から月3万円を同じ割合で積み立てた過去実績
表示値は過去データによる試算で、将来の成果を示すものではありません。配分は投資期間・目的・許容できる値動きによって異なります。
積立開始年・月額を変えて、あなたの「たられば」を計算できます。
Q. オルカンとNASDAQ100はどう選び分けますか?
A. 全世界への分散を重視する場合はオルカン、米国の非金融大型株への集中を許容する場合はNASDAQ100が比較対象になります。銘柄数はオルカンが約3,000銘柄、NASDAQ100が約100銘柄で、分散範囲と値動きの大きさが主な判断軸です。
Q. オルカンとNASDAQ100、過去のリターンはどちらが高いですか?
A. 過去実績ではNASDAQ100が上回った期間があります。たとえば2020年はオルカン約+9%、NASDAQ100約+38.3%でした。一方、下落局面ではNASDAQ100の振れ幅が大きくなる場合があります。
Q. 暴落時に強いのはオルカンとNASDAQ100のどちらですか?
A. 2022年の暦年リターンはオルカン約−5.6%、NASDAQ100約−23.2%でした。この年は分散範囲の広いオルカンの下落幅が相対的に小さくなりましたが、将来も同じ関係になるとは限りません。
Q. 初心者にはオルカンとNASDAQ100のどちらが向いていますか?
A. 初心者にはオルカンが向いています。世界全体に自動分散されており、値動きも比較的穏やかです。NASDAQ100は過去の年平均リターンが高い一方、値動きが大きいため、投資に慣れてから資産の一部に組み入れる「サテライト」的な使い方が一般的です。
Q. オルカンとNASDAQ100を両方積み立てるのはありですか?
A. 人気の組み合わせの一つです。オルカンをコア(メイン)にしながら、NASDAQ100をサテライト(攻めの一部)として少額追加する方法です。ただしオルカンにも米国株が約60%含まれるため、両方持つと米国・テック比率がさらに高まる点は理解しておく必要があります。
Q. 新NISAでオルカンとNASDAQ100どちらが人気ですか?
A. つみたて投資枠での残高・購入額はオルカンが上回っています。NASDAQ100は成長投資枠での購入やリターン重視の投資家からの支持が厚く、両方合わせて新NISAの人気銘柄の中核を占めています。
A系列は一次情報から検証した月次実績を使用し、参考系列は品質を明示しています。将来の運用成果を保証するものではありません。データについて