全世界の株式に分散投資できるETF「VT」と、米国の代表企業500社に投資する「S&P500」。同じインデックス投資でも、対象とする範囲が大きく異なります。過去の実績データで両者の違いを整理します。
結論
2020年1月〜 / 毎月3万円積立
評価額
272万円
利益
+74万円
リターン
+37.6%
元本
198万円
評価額
289万円
利益
+91万円
リターン
+46.2%
元本
198万円
S&P500 が上回った利益差
+17万円
積立開始年・月額を変えて、あなたの「たられば」を計算できます。
Q. VTとS&P500はどっちがおすすめですか?
A. 投資目的によります。「世界全体に分散して、特定の国への依存を減らしたい」ならVT、「米国の成長力に賭けて高いリターンを狙いたい」ならS&P500が向いています。過去の実績ではS&P500のほうがやや高いリターンでした。
Q. VTとオルカンは何が違いますか?
A. 投資対象(全世界株式)はほぼ同じですが、VTは米国籍のETF、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)は日本の投資信託という形式の違いがあります。ETFは取引所でリアルタイムに売買でき、投資信託は毎日一回の基準価額で購入する点が異なります。
Q. 初心者にはどちらが向いていますか?
A. 初心者にはVTがまず候補になりやすいです。1本で世界中に分散でき、米国が不調な局面でも他の国が補ってくれます。S&P500は米国経済への信頼があり、過去の高いリターンを重視する方に向いています。
Q. 暴落時に強いのはどちらですか?
A. 下落幅はほぼ同程度です。2022年の年間下落率はVTが約-18%、S&P500が約-18%と近い水準でした。VTのほうが米国以外の地域にも分散されているため、米国株だけが急落する局面では相対的にダメージが小さくなる傾向があります。
Q. VTはNISAのどちらの枠で買えますか?
A. VTは金融庁の基準を満たしているため、つみたて投資枠・成長投資枠のどちらでも購入できます(証券会社によって取扱いが異なる場合があるため、事前に確認するのが確実です)。
Q. VTとS&P500を両方持つのはありですか?
A. 可能ですが、VTには既に米国株が6割前後含まれているため、S&P500を追加するとポートフォリオ全体の米国比率がさらに高まります。分散効果を重視する場合は、どちらか1本に絞ることが多いです。
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